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川角の家

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所在地 広島県安芸郡熊野町
主体構造 木造
階数 2階建
敷地面積 228.35㎡(69.07坪)
建築面積 91.07㎡(27.55坪)
延床面積 120.08㎡(36.32坪)
コメント 敷地は熊野町の静かな住宅団地内の角地にある。ご夫婦共働きの生活サイクルの中で子供を含めた家族全体がどんな暮らし方をしていくかが問われた計画である。直角三角形の敷地形状を利用し、住宅のボリュームをX軸Y軸に二分する事により帰宅動線、家事動線、家族動線を整理するプランを提案した。Y軸では玄関から水廻り、ウォークインクローゼット、パントリーを集中させる事で共働きのご夫婦が帰宅してからの負担を最小限にしながら、家事動線の簡略化にも配慮している。直行するX軸のボリュームではリビングから子供室をスキップフロアで空間をつなぎ、二階の寝室へたどり着く動線にしている。いつでも家族の気配、つながりが感じられるように配慮した。それら二つの直行するボリュームを組み合わせる事で一つの住宅としての形を形成する結果となる。そうして出来上がる空間は大きなワンルームとなるが、場所、時間によって居心地、家族間のつながり具合に変化が生まれる。家族の生活サイクルが異なる事の多い現代の生活に対して、一つの提案になるのではないかと考えている。

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