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ＺＥＨ研修会
先日、ビルダーさん対象のＺＥＨ研修会に参加してきました。今回は前回からの続きで実際のＺＥＨ住宅を建てたビルダーさんの見学会がメインです。写真は可部にある木住販売さんのモデルハウスの様子です。センスの光るインテリアも素敵ですが、やはり暖かいなというのが一番の感想です。話によれば和室のＡＣ一台で24時間つけておくと、ＬＤＫで20℃ほど、二階で18℃ほどだったそうです。これは断熱性と熱交換システムの換気扇が要因だと思います。他には南から差し込む直射光が昼間ＬＤＫを暖めくれるといったこともあります。ところでＺＥＨが広まっている最近ですが、営業戦略としてＺＥＨによる差別化は今と後数年は効果的ですが、おそらく2020年ごろには各社が取り組みだし、当たり前になってきます。その時に次はどこに向かうべきかは多分各社の悩みどころかと思います。そしてＺＥＨ仕様による建築費用の大幅なＵＰによりお施主様の資金計画上無理が生じてくるという事案が考えられます。そういう中でこれからの住宅業界の二極化が進んでくるはずです。ＺＥＨはこれからの住宅業界に大きな波紋を生むのは間違いないかと思います。建築史上でみてもＺＥＨ住宅をどうとらえるかが僕は見ものだと感じています。住宅において、そこに住む住人にとって本当に必要なものなのかはＺＥＨ普及後に議論されますが、僕としてはそうした状況を見据えた建築をこれからも追及していきたいと思っています、、、。
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